いつものように幼稚園から帰ってくると、何だか子供の元気がありません。
幼稚園で何かトラブルがあった模様…
園生活や新しいクラスにも慣れ始めると、お友達とのトラブルも増えてきます。
お友達とのトラブルがあったと分かった時にどうすればいいのかをまとめてみました。
1 まずは子供の話を聞く
・何があったのか
・誰とあったのか
・その時の気持ち
などを子供から聞いてみましょう。
この時親は冷静に、最後まで子供の話を聞いてあげて下さい。
途中で「何でそんなことしたの?!」もしくは「そんなことされたの?!」
など、親がついカッとなってしまうと、子供は思っている事を素直に言えなくなってしまう場合があります。
事実を正確に把握するためにも、大人が言いたい事をぐっとこらえて冷静に話を聞いてあげましょう。
2 子供同士で解決出来るか考える
一番良い解決方法は、子供同士で解決出来るようになる事です。
話を聞いたうえで「次は嫌だよ!やめて!って言ってみたら?」「どうしてそんな事するの?って聞いてみたら?」と、子供にアドバイスをして実践出来るか話してみてください。
逆に、誰かを傷つけてしまった側なら、「○○ちゃんはどんな気持ちだったのかなぁ?」と、相手の気持ちに気付かせてあげることが大切です。
3 先生に相談する
子供だけで解決出来そうにない場合は先生に相談しましょう。
先生への相談の仕方の注意点
・始めからトラブルがあった事実のみを伝えて、先生にどういうことなのかを聞く。
・先生はトラブルがあった事を知らないのかなどを問いただすような言い方をする。
上記のような点に注意しながら、
親は1と2の内容を先生にも伝え、先生に様子を見守ってもらえるように話しましょう。
先生が見守ったうえで、子供たちだけでは解決できそうにないと判断された時には、先生に仲裁してもらえるようにお願いしましょう。
先生も保育のプロなので、1日の中でいつだったら落ち着いて話が出来るかなどを考えて、環境を整えてくれます。
その後は先生にお任せし、どのようになったか後で先生に教えてもらいましょう。
4 経過を観察する
先生に相談すれば、先生がトラブルを解決してくれます。
親としては先生に頼らずに解決したいところですが、園で起きたことは園で解決するべきです。
場合によっては、見ていたかもしれない子に話を聞いたりもする為です。
トラブルが解決したら、その後の子供の様子を見守りましょう。
トラブルは解決したら終わりではなく、今回のトラブルで自分の子供が幼稚園ではどんな様子なのか把握しておきましょう。
例えば
・お友達に思っている事を言えない
・嫌な事をずっと引きずっている
・お友達と一緒だとつい悪い事も楽しくなってしまう
・いけない事だと自覚すると嘘をついてしまう
など。
子供たちも親のいない所で頑張っているわけですが、家の様子と幼稚園での様子が違う子は沢山います。
今回の子供の様子を把握しておけば、この次に子供の様子がいつもと違った時に何に困っているかの手掛かりになるはずです。
また、年度の終わりに子供の成長を振り返り、今回の事が改善されていたら素晴らしい成長をしたと言う事になり、親としてはとても嬉しいですよね。
まとめ
子供はトラブルを経験し、解決しながらコミュニケーションの力を身に付けていくものです。
ですが、子供が笑顔で登園してくれるのが1番ですよね。
出来ればトラブルなく通ってほしいものですが、トラブルなしには子供の成長も見られないと思って、私達親も頑張って子供の成長を見守っていきましょう。
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